
タカラ 1/72デュアルモデル
ダグラム
「光〜の〜戦士〜ダグラム〜目指せ〜遥かな地平〜」
・・・ってなわけで、「太陽の牙ダグラム」の主役メカ
ダグラムのデュアルモデルです。
ガンダムよりリアルなメカを・・・というコンセブトのダ
グラムが、「よりリアルな玩具」デュアルモデルの元祖
となったわけですね。この後、バンダイのハイコン等
が次々と誕生するわけでして、プラモは作るの面倒
だけどリアルなコンバットアーマーで遊びたいぜ!とい
う消費者のワガママに見事に応えたヒット玩具です。
惜しむらくは、ダグラムのあと、ラウンドフェイサーと
ブロックヘッドでラインナップが止まってしまったこと。
1/48スケールなんてダグラムのみ。
プラモはデューイヘリやら戦車やらコンバットアーマ
ーじゃないメカまで大挙してラインナップされて、番組
延長という奇跡まで起こしたのにねえ(しかし、当時は
裏番組のゴッドマーズの視聴率が約15%なのに対し
ダグラムは6%ぐらいだったんだから良く延長したも
んだ)。
見てのとおりの玩具とは思えない渋いパッケージが
お子様層にはわけがわからなかったのかも・・・
というか、ドラマ自体、お子様には分からなかっただ
ろうなあ。僕も充分お子様だったので正直よく分かっ
ていませんでした(苦笑)。
玩具自体は、脚部サスペンション再現や全身の装甲
版の脱着、各関節可動・・・と、当時としては画期的な
玩具ですな。
デュアルモデルで、24部隊のコーチマSPが欲しかっ
たなあ・・・
ダグラムはデロイア独立解放軍が独自に開発したコンバット
アーマーで、デロイアの特殊な磁場に対応したXネブラ対応
型のため他のコンバットアーマーを圧倒する能力を秘めてい
る。一度は地球連邦に摂取されたが、クリン・カシムがこれを
奪い、以後ゲリラ部隊「太陽の牙」の主力兵器となる。
背中に装備するターボザックは、ゲリラ仲間のJ・ロックが届
けたもので、より強力なリニアカノンを撃つことができる。
番組後半には、ラウンドフェイサーから奪ったミサイルランチャ
ーを肩部に取り付けヤクトタイプとなる。
政治云々の話ばかり・・・とか、とかく批判されがちな「ダグラ
ム」ですが、僕は好きなロボットモノのうちのひとつですね。
たしかに、メカデザインの巨人・大河原先生自ら「メカは味付け
程度の役割だったのかも」と愚痴っている?だけあって、コンバ
ットアーマーなんて出てこなくてもいい話ではあるんですが、
実際戦闘シーンだって用意されているし、戦争物として見ると
結構面白いですよ。75話分を一気に見るのは辛いと思います
けど(苦笑)。それに政治が絡むと割と話がふくらんで目が離せ
なくなるものですし。「エルガイム」の後半とか「バクシンガー」
とか・・・
ビーム兵器は一切出てこない
「ダグラム」。武器は専らリニア
ガン。ダグラムの必殺武器は、
ブロックヘッドの胴体もブチ破り
後方のもう一機までも破壊する
リニアカノンだ!
デロイア独立のその日まで戦え
僕らのダグラム!!
装甲板を外せば、設定とおりの内部骨格が
現れます。デュアルモデルの売りのひとつ。
ABS樹脂の他に合金を使用しているので、
小さいながらも重量感があります。
それにしてもダグラムって、ヒーローメカに
してはデザインが地味ですよね・・・
当時のアニメ雑誌に掲載された広告。
僕の心も征服されたけど、お金無かったから当時は指
くわえていたよ(苦笑)。そのかわり1/144コレクション
シリーズはほとんど集めたけど・・・全部、行方不明に
なっちゃった(泣)。
下はダグラムの初期デザイン。最初は合体・変形メカ
も考えられていたらしいです。
因みに企画時のタイトルは「スペースバッファロー」、
「ザクティクス」など。
ダグラムの思い出といえば・・・
たしか「ゴッドマーズ」の方がわずかに先行して始まっ
たんですよ。で、「ゴッドマーズ」を観ようと思ったら、
「おっ!ダグラム今日からじゃ〜ん。こっち観よう!」と、
ガンダム=サンライズに洗脳されていた僕はあっさりと
ダグラムに鞍替えしたんです。しかし、いきなりダグラム
がぶっ壊れていてビックリ!で、第1話はサービス?の為
ダグラムとラウンドフェイサー部隊の戦闘がテンコ盛り!
鎖で崖を引き上げられるダグラムが新鮮でしたねえ。
しかし、そのあと第9話までダグラムは出てこないので
した・・・。アニメ誌には「これから面白くなるから待って
いてね!」というスタッフの言葉が踊っていましたが。
もうひとつの思い出は、映画「ドキュメントダグラム」を
観にいったときのこと。「ザブングルグラフティ」そして
「チョロQダグラム」との三本たてにワクワクして劇場へ
と出かけた僕。どうやら先着順に何かをくれるらしい。
当たりは銀色の特製ダグラムプラモ!これは欲しい!当時
のお子様なら誰だってそう思ったハズ!
しかし僕は見事に外れました。残念賞でもらったのが
セル画!アニメ誌を購読するような輩にとって、セル画は
超お宝です!「一体、どの場面のセルだろう・・・!?」
はやる心を抑えて座席についた僕は、プラモが当たった
どっかのお子様の嬉しそうな顔を横目にしながら、
「ふん!セル画の方がお宝だぜ!このガキんちょめ」
などと、自分も立派なガキんちょのくせして思ったりしな
がら、恐るおそるセル画の入った茶色い袋を開けてみた
のでした。
「もしかしてダグラムかも!?いや、クリンかな?ザルツェフ
少佐がいいな(当時ファンだった)・・・ドナン・カシムだっ
たら嫌だなあ」
はたしてそこにはいっていたセル画とは・・・
「ラ、ラコックさん・・・!!??」
軽い衝撃がはしりました。よりにもよってラコックさん、
しかも笑顔!!いらねえ〜(笑)
でも、そのあと数年間、部屋の壁に貼っていたけどね。
で、映画は「チョロQダグラム」が一番面白かったですな。
でも先日、ビデオで映画を見たら、サマリン博士の最期
の台詞なんて泣かせますね。「きっと若い者たちが本当
の独立を勝ち取ってくれる・・・」
その言葉を胸に、クリンたちは大人への扉を開けるわけ
ですよ。青春を一緒にしたダグラムと武器を自らの手で
燃やして・・・
か、感動ですよ!ロボットアニメでこんなに真面目にやっ
ちゃっていいのかっていうぐらい大真面目で泣けますよ!
そういえば、フィリピンかどこかで「ボルテスX」が放送
中止になったのは「革命をテーマにしているから」だった
とか。それなら「ダグラム」なんて絶対放送できないなあ。